友だちがたくさんできたので
悲しくて悲しくて仕方ない。
ここで過ごした夏の思い出は
みんなわたしの宝物。
イタリアという国は日本より
治安が悪いかもしれないし、
経済もドン底かもしれない。
それでも惹かれるのは、
最悪の事態も悲観しないで生きる
その逞しさなんだとだと思う。
きっとわたしにはないものだろうなあ。。
美味しいものを食べて、
家族友だちみんなで一緒に過ごして、
赤の他人にもボンジョルノと
笑顔で挨拶ができるってなんて健全なんだろう。
今日はこっちで出会った同居人が祖国へ帰る日だったですよ。
泣かなかったです。また会えると思ったから。
でも家に帰ってガランとしたアパートに、
誰もいなくて初めて彼女が帰ってしまったと
実感してしまい、泣いた。ザ・孤独。
もう家にいるのが悲しくて、
近所のバールへスプリッツ飲みに行ったら
たまたまそこで飲んでた近所のオッサンがいて
おしゃべりしたらちょっと元気になりましたよ。
どこぞの人情物語やねん。
家に帰ってふと、映画「ローマでアモーレ」公開時に
ウディアレンが言ってたことを思い出してね、
あまりにも的確すぎたので以下引用。
「例えば、パリやニューヨークは、
ひとりになりたかったら、
家から出て街を散歩すればいい。
でも、ローマっていうのは、
家から出るのは、人に出会うためなんだよね。
ローマは外に繰り出し、
外での生活を中心とした文化なんだ。」
現在進行形でモロ実体験してます。
これローマだけじゃないけどね。
わたし日本だと若干人見知りしてしまうのに
イタリアだと全然ヘーキなのは
酒の力が入るから、否、やっぱり
バール文化のおかげなんでしょうね。
だからこの国には孤独死なんて
絶対存在しないんだろなあ。
こういう文化、日本にもあったはずだったんだけど。

