2012年10月14日

十月革命。

久々のおやすみ。
芸術の秋だし、オカンが珍しく
オーケストラが聴きたいと言い出したので
某大学のアマチュアオケの定期演奏会に行ってきました。
よほど贔屓のプロオーケストラにこだわらない限り
探せばアマチュアオケの無料コンサートがあるものです。

演目はベートーベンのなんちゃら序曲( …忘れた )、
ショスタコーヴィチの「十月革命」、
チャイコフスキーの「交響曲第五番」でした。

「寝ちゃうかも」と言っていたオカンに
「眠たくなったら起こすね」と
忠告していた自分が、ものの3秒で寝てしまったヨ…。
コンサートホールのあの柔らかな照明と
適度な温度と弦楽器の音が心地よくてもう頭ガクガク。
とてもとても心地よかったなあ…。


がしかし「10月革命」は別格だった。
ショスタコは圧倒的だった。
まさに「革命」だった。
スネアが機関銃の音にしか聞こえないくらい
情景描写が豊かでカッコイイ。ほんと。
でもいちばんカッコイイのは交響曲第五番第四楽章だろか。
あれはイントロからシビれます。
出撃したくなる (どこへだ?)。
岡田真澄…いえ、スターリンに
粛清されそうな勢いでお気に入り。

演奏会が終わり、オカンに
「あんたが吹奏楽やってたころを思い出す」
と言われるまですっかり忘れていたけど
そう言えば、県のコンクール見にきてくれたっけ。
舞台で演じる側から客席で観る側になって
いったい何年経ったのだろう。
自分のソロがまわってきたときの緊張感と
終わったあとの拍手は気持ち良かったなあ。
ジャンルにとらわれず、純粋に「音楽」を考えたとき
究極の音楽ってオーケストラだと思うの。
あんなに楽器を重ねてもなお、カタチになるってすごい。
作曲編曲するひとはもっとすごい。
また観に行こうと思います。



あとは、せっかくの休みなので映画を見よう!と思い
前から気になっていた「最強のふたり」という仏映画の
上映期間が終わる前に見に行きたかったけど、
あまりにも遅い時間のために結局パス。
かわりにDVDを借りてきてみた。

「素敵な人生の終わり方」。日本未公開。
アダムサンドラー主演というだけで
頭カラッポにしてワハハ笑えるかなと思ったのだけど
思いのほかシリアスな映画だった。
地位と名誉、金と女には困らない
売れっ子コメディアンが余命を宣告されて、
若手芸人にネタを書かせたり、
昔別れた恋人に再会したり、
今までの人生を振り返る物語。

「おれだって幸せになってもいいじゃないか」
と叫ぶ主人公のセリフが印象的だった。
富や名声だけが幸せではない。

じゃあ幸せって何でできてる?って自問自答したときに
この映画を見て「犠牲」と答えたもうひとりの自分がいた。
自分の人生に置き換える。
わたしは何を犠牲にしてきたのだろう。

またひとりでそんなことを考えてしまいました。
尺もみっちり140分、ちょっとダルかったかも。
もっとスッキリ終わりたかったです。
やっぱり今日みたいな日は
頭カラッポにして流すくらいの映画がみたかった。


さて次はいつ休めるかな!
早稲田松竹のチェコ映画特集見逃したので
( しかもシュワンクマイエル )
次休めたら久しぶりに「アリス」のDVD
引っ張り出してみようかな。
最近あんまりおもしろそうな映画やってないし。。