誕生日でした。
20歳と96ヶ月になりました。
28て。すごいね、響きが
まごうことなきオバハンだね。
この歳になると誕生日なんて
どっちかというと鬱なのですが
たったひとつだけいいことが。
それは
「ちょっと仕事早退しても容認の空気」
という、一年の内ゆっくり時間を過ごせる
数少ない貴重な日なのです。
こんな日でもなきゃ
堂々と休めないってアンタ。
シャチョーが「いつもゴメンね」と
お昼奢ってくれました。
いやいや、こっちこそ仕事早退して
スミマセン…と恐縮。
夕方6時に職場を出てオカンと
初台のオペラシティまで
室内おけすとら観にいってきたよ。
またまたオカンからのお誘い。
何かの映画の挿入曲で聞いて以来、
ビバルディの「冬」に
相当ハマっているらしく
どうしても生で聴きたかったそうな。
わたしも四季の中で「冬」が
スピード感があってとても好きです。
ロシア人ソリストのナントカコフさんが
カッコ良くてオカンの鼻息荒く大興奮。
ハラショーな演奏会でした。
4日ぶりくらいに会った母と
お互いの近況を報告し合ったのですが、
「いつも何をしているの?」と聞いたら
「家でお父さんとテレビばっかり見てて
運動不足だから、家の階段を
ふたりで10往復した」とな。
どこぞの野球部かと思いました。
ふたりがデートで初めて観た映画が
「食人族」とかいう映画だったり、
旅行先で、白目の河童の像と
真面目スリーショット写真を撮ったり、
変わった伝説ばかり目立つ両親。
そんなふたりから生まれた子どもたちは
普通の道を歩むはずもなく、
それはときどき険しいものだったけれど、
それでもわたしはこの家族に生まれてきて
ホントによかったと思う。
自分の下の名前に使われている、
親がくれた「恵」という漢字。
今までの人生を振り返って、
文字通り恵まれていることを実感。
若いころは「親の敷いたレールにゃ
乗らないぜ!アナーキーyeah!」
とかほざいていたのですが
( そして実際踏み外しましたが )
そのレールがいかに貴重か、
敷くのにどれほどの資金と労力が必要か。
あの頃の自分に、「たわけ者」
という文字の焼きゴテを
額にジュ~っと押し付けてやりたい。
そして28年前、
わたしを産んだ母もまた、28歳でした。
そのせいかわたしも28で子どもを
持つのかなあと漠然と思ってましたが、
現実は頭ボサボサの浮浪者のような生活。
子を産み育てる以前に、
来年から無職で家にお金を入れられないので
かなり心苦しいのですが、
あとほんのちょっとだけ
実家にいさせてください…。
ホントに毎日忙しくて余裕がなくて、
時折なにかがブワっと溢れて
泣き出しそうになることが多い日々の中、
久しぶりに母と出かけて嬉しかった。
いろんなことを話した。
ツライときいつもそばにいてくれて
ありがとう。親は偉大なり。
そんなこんなで28歳。
人生なかなか思い通りに行きませんが
これもまた人生。
いつまでもメソメソしてないで
今度はもっと自分を愛してあげようと思います。
いけいけリタ子!ゴーゴーリタ子!
ワンツーリタ子!
ハーチョイナチョイナ、リタ子!
ドンマイドンマイリタ子!
ちゅーことで、親愛なる自分へ、
どうぞひとつよろしくお願いします。


