以前よく通っていた駅に
たまたま行くことになって
久しぶりに訪れたその場所は
改装工事の真っ最中だった。
街も人も変わっていく。
悲しいけれど、どうすることもできない。
過去にとらわれず前を見据えて
生きていければいいけど、
わたしはそんなに器用ではないし、
過去があっての今の自分だ。
27歳なんてものすごく大人だと思っていたけど
時間だけは加速し、
あまりにも無情に過ぎていくので
気持ちが追いついていきません。
歳を重ねるということは、
人間としての事実を積むことで、
それは時に厄介だなと思います。
楽しかったことは過去形になってしまうし、
辛かったことは傷として残る。
それを「成長」と呼べればいいけれど
結局のところ根本は変わらないので
そういった実感もゼロです。
駄目じゃんね。
人生に関わってきたひとたちもそうだ。
会いたい人、もう二度と会えない人、
これからもずっと一緒にいたい人、
いつか会えなくなってしまうかもしれない人、
忘れているだけで記憶の片隅に存在している人、
歳をとるごとに増えていきます。
ひとつひとつ思いかえせば、
その記憶はあまりにも大きい。
まだまだ生きなきゃいけないのに
もう長編映画のシリーズを見終わった気分。
タイムマシンがあるなら、
90年代くらいに戻りたいなあ。
「おとなって悲しい生き物さ、
アイドンウォントゥーグローアップ!」
とか言ってスレてた頃が懐かしい。
ああ、パリへ発つ前に
書かなければならないことがたくさんある。
いつも、日本を長いことはなれるときには、
ジンクスといいますか、
いつ死んでもいいように遺書を書いているのですが、
今回ヨーロッパに行く前に、
遺書と一緒に自分史を書こうと思っていました。
でも出発ギリギリまで徹夜で仕事です。
ド昭和ホテルにとんぼ返り。
なんにも用意してない。
大丈夫か、自分…。
***
I used to have a girlfriend Known as Elsie,
With whom I shared A four sordid rooms in Chelsea
She wasn't what you'd call a blushing flower...
As a matter of fact she rented by the hour.
The day she died the neighbors Came to snicker:
"Well, that's what comes from too much pills and liquor."
But when I saw her laid out like a Queen,
She was the happiest... corpse... I'd ever seen.
I think of Elsie to this very day.
I remember how she'd turn to me and say:
"What good is sitting all alone in you room?
Come hear the music play.
Life is a Cabaret, old chum,
Come to the Cabaret.

